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Posted by - 2017.05.29,Mon
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Posted by エスシー - 2014.04.30,Wed
さて、10日間を生き延びてきた。

色んなことがあったけど、
思い出したことを間に絵を交えながら書いていこうと思う。
あまりにひどい失敗作は載せないので全てではないけど。


クラスは25人弱で、
日本人は俺ともうひとり女が一人、
日本人の血ではあるがほぼ中国人の女が一人(日本語を話せるが読み書きできない)、
ロシア人のロイ、
ベネズエラ人のハンス、
イギリス人のトムとリリー(某アニメじゃない)、
中国人だけど他国の国籍を有して在籍してる合法ロリ、ワンホン、シンガポールなど、
残りの大半が韓国人である。
前までは香港人台湾人もいたのだが、彼らはあくまでも中国人枠、
試験も終わり現在は別の場所で活動中だ。


初日。
朝出発してバスで3時間。
北京市内だけど、北京は四国くらい広いので近いようで遠い。

宿泊場所は全員2人部屋で、
俺のルームメイトはワンホン。ブラジル出生で4歳時に北京に。
ストリートファイター好きで、暇な時間は大体iPhoneで戦ってる。
数少ない建築志望。

中国人と同室というのはかなり幸運だと思った。
語学留学しててもこんな機会はまずなかったから。

正午頃到着。
大自然というよりはド田舎、一昔前の中国という表現が正しい。
(というより盛大にPRしている一部の着飾った大都市中国ではなくこれが本当の姿かもしれない)


メシを食って午後から早速お絵描きタイム。

2人以上で行動しろという指示もあり、ワンホンと周囲を散策。
私方向音痴だから、と言ってネコミミ韓国女が新しく仲間になってさらに進む。
そして山を少し下ると、いい感じの絶景ポイント”河”を発見。
トムとリリーが先に絵を描き始めていた。


俺たちも描き始めてからしばらく後に、
この場所がお絵描き難易度(Paint Level)が高く設定されていることを知る。

まずとにかく虫が多い。
俺はナッシーなのかノクタスなのか、とにかく虫が苦手だ。

デスアント、デススパイダー、デスモスキート、デスビー、デスワームなどに加えて、
今回合宿を通して苦しめられたのはデスフライだ。
とにかく数がやばい。
視界に入り込みその姿と羽音でことごとく作業の妨害に努めている。
あそこまで仕事熱心で、一体時給いくら貰ってるんだろう。

なんといってもたまにいる500円玉サイズのものがやばい。
デカいくせに通常のものより機動性が増しているのだ。
まったく物理法則無視してやがる(虫だけに)
普通のハエは手で払えばある程度防御できるが、
デスフライ500は払いが間に合わない。あと羽音も半端ない。
通常ハエは人間の動きが1/3程度のスピードで見えているという話を聞いたことがあるが、
デスフライ500は1/5くらいで見えているんだと思う。
ヤツが出現したら画材を置いてとりあえず逃げる。絶対に勝てない。

あと一度デスビーに突撃されたことがある。
画板で思いっきり地面に叩きつけてやったけど。

あと帰るときに鞄を見たらデスワームが這いつくばってた。
駆逐した後ウエットティッシュでしっかり拭いた。


そして突風が吹く。突然吹くやたら強い風。
筆を吹く布みたいなやつがなくなった。
後半は俺のニュータイプが目覚めて予防できるようになった。


さらに太陽が気まぐれ過ぎる。
何度も表情を変え、白黒のデッサンならまだいいのだが、
色彩の場合は絵全体に支障をきたすのだ。



これは”河”にて1、2日目を丸々使って描いた。
紙のサイズも本来の倍のものを使ってる。
とりあえず様子見で描いてみた感じで、特に何も意識してない。
個人的に水面はけっこう気に入ってる。

批評では立体感が薄い、色合いが美しくないと言われた。
色彩で大事なのは「色彩」。
正確な形よりも色合いの方が重要視されるのだ(ということをここで知る)


描いてると、通行人が興味を持って覗きこんだり話しかけたりしてくる。
中国語を褒めてくれたり(ネイティブと間違えられた)、
モチベにも緊張感にも気分転換にもなる。

日本でも外で写生するのはとても面白いので夏誰か一緒に行こう(勧誘)
国内なら行きたいところいっぱいある…!


夜は星の降るようで、
無数の星が煌めいていた。
きれいな星空を見たいというのはここ数年ずっと願っていたことだったので、
こんな形で叶ってしまうとは思わなかった。
本当に北京なのかここ…?



3日目。空間、色を意識し始める。

描いてる時におじさんが通ってしばらく眺め、
「…いくらだ?」
って聞いてきたのがハイライト。
こういうやりとりが初対面で通じるのは面白いところ。

デジタルとアナログのシナプスが形成。
ちょっと前に描いたとある絵の欠点がこれと同様なのだ。
色の飽和、白黒灰バランス。



4日目午前。
俺には慣れが必要だということで、
紙のサイズをさらに半分にしてトライ(最初のものの1/4)
修正に修正を重ねるうちにキュレムの死体みたいになってしまった。


薄汚いノラ犬をずっと
(汚いな来るなよ絶対こっち来るなよ…!)
って嫌悪していたんだけど、
ある日俺の目の前を犬が同じ方向に歩いてて、
俺が抜かそうとしたときに、犬が脇にそれて道を空けた。
この犬も一生懸命生きてるんだよなって実感した。
大空のような気持ちになった。




4日目午後。
思い切って晴天を夕暮れに。
真実を描く必要はない。写真と絵の違いはそこにあった…!
色の調和は少しずつ取れてきたような…?



5日目午前。
空間をさらに意識。



5日目午後。
思い切って晴天を真っ赤に。
パレットをほとんど使わず、画面の上で色を作るという大胆な手法。
オレンジの絵の具が枯渇した。
全体が赤いと鬱陶しいかなと思って門に青を投入。
かなり実験的な作品だが、それなりの評価を得ることは出来た。



7日目午後。
だいぶ引き締まった。
空の色を少し変えれば良かったかな。


宿泊行事の一番の醍醐味といえば女の子の部屋で遊ぶこと!
いつかちらっと話したかもしれないが、
韓国人の女の子たちに気に入られ気味で、
彼女たちと発生するイベントも重要なファクターだったことは否めない。
好きな人のタイプやらなんやら浮ついた話をするのは久しぶりで、
あの頃に返ったような懐かしさすら覚えた。



8日目午後。
午前の色彩を失敗しモチベ激減、
絵の具も限界に近づいていたのでデッサンに切り替え。

構図かっこいい、形正確、灰色がもう少し描き分けていれば完璧というなかなかの評価。



9日目午前。
ちまちま描いてたら時間が足りなくなった。

\恐怖!不気味に浮かぶ提灯の怪!/


午前のお絵描きタイムが終わって、昼食の時間になるとワンホンが、
「やったぜ。午後はどこかに遊びに行くらしいよ!さっきのが最後の一枚だ!!」
って喜んでいたのもつかの間。
どこかに行くのは遊びではなく試験会場だったのだ。

そして一行は「靈水奉人村」とかいう怪しげな村に到着。
「2人以上で行動すること、あまり遠くには行くな、試験は3時間だ。」
先生は用件だけ手短に言った。



試験で描いたやつ。
あまりにも暑かったので
熱中症になりかけの状態でここまで描いたのだから自分を労いたい。
構図は午前描いたのと少し似てるけど、
じゃあ変えようとかそんな余裕はなかった。
若干雑ではあるが、
全体で見た色のバランスが良く、かなり高評価だった。

試験が終わって帰ってきて、夕食を済ませると、
カラオケボックスが運ばれてきた。

「お前ら!カラオケ、串、ビールは全部無料だ!!」


カラオケは引率の先生が勇ましくトップバッターを買って出た…

って上手えwwwwwwwwwwwwwww

村の住人も集まって、歌が終わる頃には拍手喝采だったwwww

ほぼ中国人の日本人が続く…
ってこいつもくっそ上手えじゃねえかwwwwwwwwwwww

続いて韓国男が江南スタイルを投入して、盛り上がりは続いた。

俺は歌うつもりなかったんだけど、
先生が歌えよwwwwwってしつこくて、
もう一人の日本人が一緒にやろうって行ってきたので仕方なく1曲入れることに。
といっても中国のカラオケなので日本の曲は少ない。
J-POPとか全然聴かないので知ってる曲が全然ないwwww
空も飛べるはずwwwwこれなら歌えるはwwwww
彼女も知ってたのでこの曲に決定。

実はこの曲、中学1年のときに合唱コンクールで歌った曲なのだ。
うる覚えかと思いきや三つ子の魂百まで、意外と鮮明に覚えていた。
それでも2人でずっとユニゾンしてても面白くないなって思って、
2番サビで思い切ってコーラスパートを試してみたら
(サビのコーラスはアルトのパートと同じメロディなのだ)、
歓声が上がった。
アウェーな場所でこんな誰も知らないような曲を聞かされても盛り下がるかなって思ったけど、
その不安は必要なかった。
歌い終わると拍手喝采だった。

続いてトムとリリーにも先生の魔の手が差し掛かる。
2人も曲を選択。
選ばれたのは名曲Hey Jude。
これは神来たか…!

ってトム音痴wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
やりやがったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
リズムも完全に無視してやがるwwwwwwwwwww
♪Hey Jude(Hey Jude)
って合いの手じゃねえんだからwwwwwwwwwwww

と、美味しいところを全部持っていったトムだった。





終わってみると一瞬で、がむしゃらだったからか、やっぱり楽しかったからなのか。
今までクラスでは一部の人としか話さなかったのが、
今回色んな人と話すようになって、
色んな人の色んな一面を知って、
色んな一面を知ってもらえて、
画力はもちろん、そういう意味でも大きなプラスになったんじゃないかと思う。

ワンホンだって以前ほとんど話したこともなかったのに今ではすごく仲がいいし、
韓国人からは「オッパ」「アニキ」とか呼ばれるようになって、
今度寿司を食べに行く約束もした。


このクラスも夏の終わりと共に散り散りになるのだと思うと少し寂しい気がしないでもない。
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